シェパードハウス・ホテル
生者と死者をめぐる
悲しくも優しい悲喜劇。
作品あらすじ
カナダ・アルバータ州の湖畔に佇むとあるホテル。
15年前、支配人の手によって、宿泊客・従業員31人が命を落とす凄惨な事件の舞台となったそのホテルは、今もなお名を変えてひっそりと営業を続けていた。
不穏な噂が絶えないそのホテルには、とある秘密があった。
それはホテルを訪れる客のほとんどは死して魂のみとなった存在。
すなわち幽霊であるということ。
“お客様をもてなしたい” “お客様の願いを叶えたい”
ホテルが遺した未練はやがて強い遺志となり、訪れた幽霊たちの願いを叶え成仏へと導く特別な場所となった。
ホテルの名は 『羊飼いの宿』
全ての魂に健やかな休息をもたらす安息の館。
そして、今日もまた新たな客が訪れる──。
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