【荒木先生総評】
総合的に優れている作品が選考判断になるのは、当然のところではある。しかしだからといってマニアックだとか暗いとか残酷だとか古いだとかいった表現をマイナスとは考えたくない。作者がきっと描きたいと思っている事が「ちゃんと描かれているか」を見ました。記憶や印象に残る作品は多かったと思う。全て楽しく読めた選考だった。画力やキャラクターにこれから楽しみと期待させる作品が多かった。