ウルトラコラム
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    バンダイナムコエンターテインメント

    AM事業部エグゼクティブプロデューサー
    小山順一朗さん

    AM事業部AMプロデュース1部
    プロデュース4課マネージャー
    田宮幸春さん

    AM事業部AMプロデュース1部
    プロデュース1課アシスタントマネージャー
    藤村大吾さん

    『VR ZONE SHINJUKU』
    公式HP https://vrzone-pic.com/


    場所:新宿歌舞伎町 旧ミラノ座跡地
    面積:約1,100坪
    利用料金:入場チケット大人 800円、1day4チケットセット 4,400円ほか(価格は税込)

    ※13歳未満の方は、VRアクティビティの体験ができません。その他の利用制限については、VR ZONE SHINJUKUの公式HPをご確認ください。
    ※本施設は時間別入場制をとっています。なお、滞在時間の制限はありません。
    ※チケットは予約完売時は、当日販売はありません。数に限りがあるので事前予約がおすすめです。
    ※入場時間や決済の方法など、詳しい情報についてはVR ZONE SHINJUKUの公式HPをご確認ください。


    バンダイナムコエンターテインメントが2017年7月にオープンした、
    VRなどの最先端技術を活用したエンターテインメント施設
    「VR ZONE SHINJUKU」をフィーチャー!
    VRエンターテインメント研究施設「VR ZONE Project i Can」
    での知見を活かした最新のVRアクティビティの内実について
    メインスタッフにお話を聞きました!

    UJ
    東京・お台場に2016年4月から約半年の期間限定でオープンした、仮想現実エンターテインメントコンテンツの実験施設「VR ZONE Project i Can」(現在は営業終了)に続き、新宿・歌舞伎町に本施設を作ることになった経緯を教えてください。まずは「Project i Can(バンダイナムコエンターテインメントのVR(バーチャルリアリティ/仮想現実)ゲームを開発するプロジェクトの総称)」の仕掛け人である、コヤ所長こと小山さん、タミヤ室長こと田宮さんにお尋ねします。
    小山
    お台場の施設は、去年にVRエンタメのお祭りムードが来て、その盛り上がりが一段落つくであろうことを予想していたので、自分たちとしては「VRは面白いものだよ!」とみなさんにどうしても知って欲しくてスタートさせました。同時に、会社としても色々なデータを取りながら、VRがいちコンテンツとして収益を生み出せる可能性があるのかどうか判断する研究施設という側面があったんです。結果、約3万7千人のお客様から様々な知見やノウハウが得られ、「Project i Can」のキャッチコピーである「さあ、取り乱せ。」を実現できるVRとはどんなものか、漫画やアニメなどのIP(知的財産)を用いたVRアクティビティで理想的なものは何か、ということが見えてきたことで、次のステップに踏み出そうとなったんです。
    田宮
    ここまで数字が出るのならと社内的な決裁も下りて、去年9月にはすでに動き出していました。場所が新宿・歌舞伎町になったのは、土地の持っている匂いというか、面白いものが沸き起りそうなイメージが新宿や歌舞伎町にあったからです。新宿区としても歌舞伎町を「大衆文化・娯楽の企画、制作、発表のまち」としていく計画を立てていて、協力的だったことも大きいです。また、「VR ZONE Project i Can」は、事前予約制で当日販売がないというハードルが高い中でも、お台場のお客様の約10%は海外の方でした。新宿は海外からの観光客が多い土地柄なので、その点でもマッチしていたんです。
    UJ
    「VR ZONE Project i Can」で得られた知見やノウハウとは、具体的にはどんなものですか?
    小山
    VRで何をするのかという部分が、お客様にズバリわからないと、驚いてもくれないことです。モビルスーツ同士が戦う場を眼前で味わえる「ガンダムVR『ダイバ強襲』」でも、「ガンダムを見ていたらザクが襲ってきて戦争に巻き込まれてとんでもないことが起こる」と事前に説明し、心の準備ができているほうがより、驚いてもらえました。体験する前に“取り乱す”ことをイメージさせる・期待させる。プレイすると、実はその期待をはるかに超えている。我々はこれを「期待通り、予想以上」と呼んでいるんですが、そういった状態を作り出すと、より「その場所にいる」という実在感が出て取り乱したり、感動してもらえるという知見が溜まっています。IPを用いたVRアクティビティの場合は、この傾向がより顕著ですね。
    田宮
    人間は現実世界で何が起こっているかを見るときに、音や振動などの様々な事象を総合的に判断して、これが現実だと認識しています。VRでは、視覚など一部の情報だけで人間に現実だと思わせようとしているので、ここにギャップが生まれるんです。このギャップを埋めるため、「周りが一面雪景色で、息が白くて風が吹いてきて寒い」といった、現実で起こりうる複数の感覚を正しく同時に刺激すると、人間はVR空間で起きていることが現実で起きていることだと錯覚して、実在感を飛躍的に強化できることもわかってきました。
    UJ
    IPをVRアクティビティにするときならではのポイントはありますか?
    田宮
    本施設では『DRAGON BALL』の世界に飛び込んで、かめはめ波を撃つ体験ができるVRアクティビティ『ドラゴンボールVR 秘伝かめはめ波』(以下、「DBVR」)が初登場します。これまでみなさんは様々なゲームやおもちゃでかめはめ波を撃ってきているので、「なんで今さらかめはめ波なの?」と思ってしまうかもしれません。でもVRでなら「現実世界でかめはめ波を撃ったとしたら、こんなことが起きる」という、過去のエンタメではできなかったことを提示できるんです。「かめはめ波は熱いのか」、「撃った後に地面が削れるけど、その様子はどうなっているのか」と聞かれたら、答えに詰まりますよね? 結果としてはかめはめ波を撃つことにほかならないんですが、現実的な解釈を突き詰めた状態で体験していただくことで、プレイの感想として「本当はこうだったのか!」という、「期待通り、予想以上」の状態が生まれるようになっています。
     お客様を主人公やヒーローにしないというのもポイントです。三人称で、感情移入して感動するゲームだと「なりきりプレイ」でもいいのですが、一人称で、体験して感動するVRでは、怪力になるといった自分のスキル以上のものを発揮できる状況になると、現実感が失われてしまうんです。ある種冷めた心が出てしまい、「俺、孫悟空の役だ」という気持ちになり、自分が本当にその場所にいるような気持ちで体験できるVRの良さがなくなってしまうんです。そのため「DBVR」では、お客様は悟空にかめはめ波を撃つ修業をつけてもらいに来たという立ち位置にしています。

    孫悟空、ベジータ、ピッコロ、クリリンのいずれかに修業をつけてもらうことで、VR世界でかめはめ波が撃てるようになる『ドラゴンボールVR 秘伝かめはめ波』。床や手の装置から受ける振動と巻き起こる風によって、本当に気を溜め、かめはめ波を撃ったような感覚になれる。なお、かめはめ波以外に気弾を撃つこともでき、他の人から放たれた気弾を手で弾くことも可能だ。

    ©バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション ©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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